Style
2020/05/07
634views

日本橋三越からはじまる、誕生石の物語【5月・エメラルド】

コメント 8

5月:エメラルド

誕生石の言葉:幸運・幸福

誕生石とは1月から12月まで各月にちなんだ宝石で、それぞれに意味を持っています。誕生石の歴史は古く、その由来には諸説ありますが、1912年にアメリカの宝石業界により各月ごとに定められた宝石の種類が日本でも広く知られています。自分の生まれた月の誕生石を自分流に楽しむヒントをご紹介します。

 

5月の誕生石エメラルド

エメラルドは新緑の季節にふさわしく深みのある緑が美しい宝石で、世界四大宝石の一つになります。古代エジプトの女王、クレオパトラはエメラルドをこよなく愛し、身に着けるだけでは事足らず、エメラルド鉱山までも持っていたと言われています。硬度が高いエメラルドではありますが、衝撃には弱いことから欠けることがないように角を切り取った八角形の「エメラルドカット」が採用されます。また、インクルージョン(肉眼で見える内包物)が含まれているという特徴がありますが、透明度を邪魔することはなく、一般的には色が濃いものほど価値が高くなります。ヒーリング効果があると言われる緑色のエメラルドの石言葉は心の安定がもたらす「幸運」や「幸福」です。
文・高橋美子

 

日本橋三越カテゴリースペシャリスト(ジュエリー) 中田麻祐子がご案内

 

エメラルドの楽しみ方

エメラルドのグリーンは鮮やかで目を惹き、他の色とも馴染みがよいために着こなしに合わせやすいと思います。黒、白、グレー、ベージュなどのベーシックカラーとも大変相性がよく、特にネイビーと合わせると、とてもシックなスタイルに仕上がります。黄色やピンクなどの明るい色であれば、エメラルドと相まってより華やかな印象になり、夏に向かう爽やかな時期におすすめです。

 

日本橋三越セレクション

今回ご紹介するのは、すっきりとした印象のペンダントとリングです。

ペンダントはエメラルドの周りにダイヤモンドをあしらい、中央のきれいな色味が引き立つデザインです。エメラルドは、インクルージョンと呼ばれる傷のようなものが内部にたくさんある宝石ですが、こちらのペンダントは比較的少なくとても美しいのでおすすめの1点です。

手元には、エメラルドの美しさを生かして、すっきりとしたリングがおすすめ。シンプルでありながらも存在感がある仕上がりです。エメラルドは0.77カラット、ダイヤモンドは0.36カラットのプラチナリングです。


ペンダント 1,650,000円(税込)/日本橋三越本店
※掲載商品は販売次第終了になります。予めご了承ください。


リング 1,540,000円(税込)/日本橋三越本店
※掲載商品は販売次第終了になります。予めご了承ください。

 

日本橋三越本店で素敵な誕生石との出会いがありましたー私たちの忘れられないエピソード編

 

「ご自分の誕生石のリングをお探しのお客様が来店されました。12月のお生まれで誕生石はトルコ石でしたが、気に入ったデザインのリングが見つかりません。そこで、12月のもう一つの誕生石であるタンザナイトをお勧めしましたが、やはり悩まれていらっしゃいました。そこで『お嬢様の誕生石のリングをお買い求めいただくのはいかがですか?』とお話をしてみましたところ、お客様の笑顔が戻り、ご購入を決められました。将来、お嬢様が結婚される時に譲ることもできるように、お嬢様が着けてもお似合いになりそうなデザインを選んでさしあげました。数年後、お嬢様のご結婚が決まった時にお二人で来店され、リングに合うペンダントもご購入くださいました。いつまでも大切に着けていただけたら、嬉しいです」

「ご年配の男性が落ち着かない様子でケースを覗いていらっしゃったので、タイミングを見計らって声を掛けてみました。お客様は今年で定年とのこと。約40年間、家庭を奥様に任せて仕事中心の生活をされていたそうです。そのお礼に奥様の誕生石であるエメラルドのリングをプレゼントしたいと下見にいらしたとのことでした。小柄な奥様に似合いそうなリングの候補をいくつかお取り置きさせていただき、後日お二人で来店されました。今回のことは奥様には内緒で、まさにサプライズでした。奥様はとても驚いていらっしゃいましたが、候補の中からお好きなリングをお選びになり、とても感動されたご様子でした。定年後はお二人で海外旅行にも行きたいと話されていました。とても素晴らしいご夫婦にお会いすることができました。」

奥様やお子様に誕生石のジュエリーをプレゼントされる愛情深いご家族にお会いできることは、私にとってもとても幸せな体験でした。そしてお選びになったジュエリーはきっと代々受け継がれていくことと思います。ジェエリーはご家族の歴史を語りながらつながれていくものと考えると素敵ですね。皆さまもご家族で受け継がれている宝石はございますか。(中田)

撮影 山下亮一

コメントを書く
8件のコメントがあります。
ログイン