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2019/11/28
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独立時計師が来日!日本橋三越のcal.BAR【12月の開催情報】

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2019年12月7日(土)15:00~ 【 <D.ドルンブルート&ゾーン> カスタムオーダーイベント 】

2019年12月14日(土)15:00~ 【<Laine>カスタムオーダーイベント】

親子で営む<D.ドルンブルート&ゾーン> ディルク氏がカスタムオーダー受注会のために初来日【12/7(土)開催】


今年20周年を迎えた<D.ドルンブルート&ゾーン>は、時計師である父「ディエルテ」と息子「ディルク」により1999年から時計製作開始、2012年には自社開発のムーブメントも発表しています。ドイツらしいデザインによって仕上げられた時計は、現代のCNC工作機などの先端技術械に頼らず、昔ながらの伝統的な工作機械を駆使する手仕事を中心とした製作方法をとるため、年間の生産数量は120本程度と極めて少量に限られています。

初来日となるディルク氏を招いての今回のイベントでは、カスタムオーダーが可能な時計のサンプルをご用意し、針や文字盤、ムーブメントの仕上げなど詳細を吟味していただける機会となります。特にムーブメントに関しては、刻印や仕上げ方法など、ご希望のカスタマイズをご相談いただけます。また、ドイツより歯車製作のために使用している古典的な手動の旋盤をご用意し、実際に歯車を作り上げる“製作実演”を予定しております。手作りの時計制作を間近に接することができる機会となりますので、ぜひご来店のほどお待ちいたしております。

イベント概要

【 D. Dornblüth & Sohnカスタムオーダーイベント 】
日時:2019年12月7日(土)15:00~
場所:日本橋三越本店 本館6階 ウォッチギャラリー


D.ドルンブルート&ゾーンとは


<D.ドルンブルート&ゾーン>の創設者である「ディエテル・ドルンブルート」は、1959年にドイツ・ザルツヴェーデルの町で時計修理師として開業しました。1999年からは、現在の工房がある隣町のカルベで、息子の「ディルク・ドルンブルート」と共に自社での時計製造を開始しています。
特筆すべきは、彼らの時計づくりが最先端のCNC工作機等を用いることなく、伝統的な工具と手仕事に特化している点です。自社製造を開始した当初は、スイス製の汎用懐中時計ムーブメントをベースとし、彼らの自作パーツを組み込むことでドイツ製らしいムーブメントへとモディファイしていました。これによって様々な機能を付加した機種を製造してきましたが、2012年には、ドイツの名門メーカーが製造した往年のムーブメントの設計をベースに、すべて自社製造によって直径38.5㎜のケースに収まる自社製ムーブメントを完成させました。さらに、ドイツらしい3/4プレートのムーブメントとしては、現行の全ドイツ製品の中で極めて小型の自社製ムーブメントも発表しました。そのムーブメントを搭載する時計は、ドイツで女性用として発表されましたが、腕時計の黎明期に見られたボーイズサイズのデザインとして今まさに注目されています。
伝統的な道具と機械を用いる製法にこだわるため、1カ月の生産数は約10個という工芸品に匹敵するほどの製造数に限られるため、注文から完成までに約8カ月を要する完全受注生産品となっています。


◆D.ドルンブルート&ゾーン Q-2010.0(GR)ST
SSケース、手巻、3気圧防水、ケース径38.5mm
1,380,000円(+税)

長年にわたり試作を続けてきた末に完成した、自社製手巻きムーブメントを搭載したスタンダードモデル。重厚な質感がありながら、快適な装着感を期待させる38.5㎜のケースサイズと、ドイツ時計らしいシンプルで視認性の高いデザインも彼らのものづくりの特徴のひとつです。


◆D.ドルンブルート&ゾーン Q-2010.REG(GR)ST
SSケース、手巻、3気圧防水、ケース径38.5mm
1,870,000円(+税)

自社製ムーブを搭載する「2010コレクション」のレギュレーターモデル。一般的なレギュレーターは時分秒をそれぞれ独立させて表示しますが、このモデルでは秒針と分針をセンターに置き、6時位置に時針、12時位置にパワーリザーブ表記を配したユニークなスタイルとなっています。そのインダイヤルは、それぞれが独立しており、3ピースの構成によって文字盤を独特の立体感に仕上げています。


◆D.ドルンブルート&ゾーン Kaliber 99.5 (1) ST
SSケース、手巻、3気圧防水、ケース径42.0mm
1,380,000円(+税)

彼らがスイス製のエボーシュから作り上げた‘Kaliber99’をベースに、パワーリザーブ機能と日付機能を付加したモデル。自社製ムーブを用いたモデルに比べサイズは大きいものの、シンプルで見やすいデザインは共通した印象を与える作り込みとなっています。

フィンランドから初来日<Laine>トースティ・ライネ氏によるトークイベント&受注会


文字盤や針、ムーブメントにいたるまで全てを自ら手掛けるスタイルのため、年産は20本程度と非常に希少な時計である<Laine>。大手のメーカーでは難しい、作り手の見える時計として、要望に応じて様々なカスタムを施した物作りを行っています。今回のイベントでは、本国よりお持ちした文字盤・針・ムーブメントなどのサンプルを実際にご覧いただきながら、自分だけの1本を作り上げることが出来る特別な機会となります。特別なカスタマイズへのご相談も、ご本人に直接することができるこのイベント、ぜひともご来店をお待ちしております。

イベント概要

【<LAINE>カスタムオーダーイベント】
日時:2019年12月14日(土)15:00~
場所:日本橋三越本店 本館6階 ウォッチギャラリー

「トースティ・ライネ」氏プロフィール

「トースティ・ライネ」氏はフィンランドの時計学校を卒業後、自身の理想の時計を製作するために独立起業をしました。過去には、F.A. Lange Watchmaking Excellence Award 2014を受賞した経歴のある実力派です。現在はスイスのル・ロックルにアトリエを構え、熟練の技術と豊富な知識を活かし、針・文字盤・ケース・ムーブメントに至るまで、自らの手を加えることで理想とする時計をつくりあげています。


◆ライネ 「ゲリドゥス 2」
SSケース、手巻き、3気圧防水、ケース径40,5mm
780,000円(+税)

モデル名であるGelidus(ゲリドゥス)は、ラテン語で水が冷たく凍り付くことを意味し、文字盤やムーブメントに施されたフロスト仕上げにふさわしいネーミングとなります。オーダー品となるため、針のデザイン、ムーブメントの仕上げ、文字盤のカラーなど様々なパターンからお選びいただけます。


◆ライネ 「ゲリドゥス 2」
SSケース、手巻き、3気圧防水、ケース径40,5mm
780,000円(+税)

ムーブメントの仕上げはイエローゴールド、レッドゴールド、ロジウムの3色から選ぶことが可能です。文字盤に関しても様々なパターンがあるので、店頭で実物をご覧いただきながら組み合わせをご相談ください。

 

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