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2020/04/10
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日本橋三越からはじまる、誕生石の物語 【4月・ダイヤモンド】

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4月:ダイヤモンド

誕生石の言葉:清浄無垢

誕生石とは1月から12月まで各月にちなんだ宝石で、それぞれに意味を持っています。誕生石の歴史は古く、その由来には諸説ありますが、1912年にアメリカの宝石業界により各月ごとに定められた宝石の種類が日本でも広く知られています。自分の生まれた月の誕生石を自分流に楽しむヒントをご紹介します。

 

4月の誕生石ダイヤモンド

婚約・結婚の時に贈られることが多いダイヤモンドは、地球上で一番硬い物質。長い間、傷つけることも研磨もできなかったことから、ギリシャ語で「征服しがたい」という意味の「アダマス」という言葉に由来する「ダイヤモンド」という名前がつけられました。ダイヤモンドを研磨する方法が発見されてからは、ダイヤモンドの輝きを最も発揮するブリリアントカットが発明されました。今日ではラウンド・ブリリアント・カット、オーバル・ブリリアント・カット、プリンセス・カットなど、様々なカットによって多彩な輝きを放ち、ダイヤモンドは宝石の王座に輝くようになりました。ダイヤモンドの宝石言葉である「変わらぬ愛」は、決して揺らぐことがない愛の象徴とされています。ダイヤモンドの品質は4Cで評価されるのが一般的。4Cとは、カラット(重量)、カラー(色)、カット、クラティ(透明度)を意味します。
文・高橋美子

 

日本橋三越カテゴリースペシャリスト(ジュエリー) 中田麻祐子がご案内

 

ダイヤモンドの楽しみ方

ダイヤモンドは初めて購入した宝石としてお持ちという方は多いかと思います。

カットやデザインが豊富で、ダイヤモンドの色はイエロー、ピンク、ブラウンなど様々あり、いくつも欲しい宝石の一つだと思います。フォーマルスタイルはもちろん、デニムなどのカジュアルな洋服とも相性が良く、装いをアップグレードしてくれる宝石です。今回は華やかなデザインの品物をご紹介いたします。

 

日本橋三越セレクション

今回、ご紹介するのはダイヤモンドのペンダントとリング、ピアスです。

マーキスカットとペアシェイプカットのダイヤモンドを使用したペンダントです。縦長のデザインは首元をスッキリと見せ、先端の部分の揺れるデザインが、ダイヤモンドの輝きを美しく見せてくれます。


ペンダント 2,750,000円(税込)/日本橋三越本店
※掲載商品は販売次第終了になります。予めご了承ください。

プラチナリングのダイヤモンドは1.01カラット。カラーグレードはDカラーです。石の美しさを生かしたシンプルなリングですが、V字リングは指をよりスッキリと見せ、手元に馴染み、上品な印象になると思います。


リング 1,573,000円(税込)/日本橋三越本店
※掲載商品は販売次第終了になります。予めご了承ください。

それぞれの中央に0.66カラット/0.65カラットのペアシェイプカットのダイヤモンドがとまっている華やかな印象のピアスです。揺れるピアスは顔まわりを彩りますので、特別なシーンに華を添えてくれます。


ピアス 1,078,000円(税込)/日本橋三越本店
※掲載商品は販売次第終了になります。予めご了承ください。

 

日本橋三越本店で素敵な誕生石との出会いがありましたー私たちの忘れられないエピソード編

 

「エンゲージリングの下見にお母様と来店されたお客様が、<ラザールダイヤモンド>のガードル部のレーザー刻印に魅了されていらっしゃいました。お二人で何度も来店されたのですが、エンゲージリングはすでにお相手様が用意されていたとのことでした。数年後、あの輝きが忘れられないとお母様とお姉様の3人でご来店いただきました。そろそろ3歳の七五三を迎えるというお子様のお祝いにお着物ではなく、誕生石のダイヤモンドを贈りたいというご希望でした。そこでお子様の名前を刻印したベビーリングペンダントをご購入いただきました。お子様がお年頃になられた時に譲り受けられ、世代を越えて愛されることでしょう」。

「奥様があと3年で還暦を迎えるという男性のお客様が来店されました。結婚式を挙げることができなかったので、せめて還暦のお祝いに赤いドレスを着て、誕生石のダイヤモンドを着けた写真を撮ってあげたいというご希望でした。長い間、会社勤めをされた後、ご夫婦で起業。がむしゃらに走り続けてきたそうです。<ラザールダイヤモンド>の七色の輝きに大変感動されて、何度も足をお運びいただき、ルースからのオーダーでジュエリーが完成しました。還暦を向かえる日まで大切に保管されるとのことで、ご夫妻でその日を心待ちにされていました」。

エピソードに出てくる七五三や還暦などを始め、入学、成人式、就職、結婚、子供の誕生など、人生には多くの節目があります。相手が女性であれば、これらをお祝いする贈り物として、宝石は最もふさわしいのではないかと思います。 一生身に着けられて、着けるたびに思い出が蘇ります。宝石との出合い、宝石に込められた思い出など、ぜひ皆様のお話もお聞かせください。(中田)

撮影 山下亮一

日本橋三越本店アシスタントマーチャンダイザーOさんが夢を叶えた 自分らしさを手に入れる、ジュエリーオーダー物語はこちら

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