<H.モーザー>
スイス・シャフハウゼンで生まれ、19世紀のロシアで活躍した時計師ハインリッヒ・モーザー。
彼の名声を受け継ぐ形で2002年に復興し、2005年にオリジナルモデルを発表しました。
同社の時計はクラシックですが、細部にアバンギャルドさを隠し持っています。
燻したようなグラデーションダイヤルや、インデックスやロゴのないドレスウオッチ、人気のスマートフォンのデザインを強く意識した「スイス アルプ ウオッチ」など、自由なクリエーションを楽しんでいるのも特徴です。
それを可能にするのは、彼らが大きな時計グループに属さないインディペンデントな立場にあるからといえます。
経済効率よりも自由を優先し、刺激的な時計を作る…。
その姿勢に魅了されるファンは少なくありません。
※ワールドウオッチフェア期間限定の取り扱いブランドです。
<ウルバン・ヤーゲンセン>
ルーツは1773年のデンマークです。
初代ブレゲやジョン・アーノルドなど、当時の天才時計師の下で修業を積んだウルバン・ヤーゲンセンが、コペンハーゲンにあった父の時計工房を引き継いだことが始まりです。
その後、デンマーク王室御用達の時計師となった彼の偉大な功績を受け継いだ、時計師のペーター・バウムベルガーが1978年にブランドを再興し、小規模ながら丁寧な時計作りを続けました。
以降は、実業家で時計コレクターでもあったソーレン・ジェンリー・ペーターセンが受け継ぎ、今も少量生産を守りながら高品質な時計を作っています。
文字盤に優美な装飾を施したギヨシェ彫りやシンプルながらもユニークなフォルムの短針など、細部まで込められたデザインへの想いを、ぜひとも実物を手に取ってみて頂きたい…。
そんな、心に染み入る時計です。
※ワールドウオッチフェア期間限定の取り扱いブランドです。
<コルム>
1955年に創業した<コルム>は、ヨットカルチャーを投影した「アドミラル」や風防ガラスが大きく盛り上がった「バブル」など、人気モデルも多く世に送り出してきました。
<コルム>は時計メーカーでありながら、さる独立時計師と深い関係にあります。
その時計師の名は、ヴィンセント・カラブレーゼです。
1944年にナポリで生まれた彼は、<コルム>の代表作「ゴールデンブリッジ」のプロトタイプを製作しました。
一本のブリッジの上に時計機構を配列する発想は、リスクを恐れる大メーカーからは生まれません。
独立時計師ならではの大胆かつ野心的な発想をベースに、メーカーが研究開発を進めて時計化する。
それもまた、WIN‐WINの関係といえます。
※ワールドウオッチフェア期間限定の取り扱いブランドです。
<バックス & ストラウス>
1789年に創業した、現存する最古のダイヤモンドメゾンといわれています。
ロンドンを拠点として長らく名立たるハイジュエラーに宝石を卸してきましたが、2006年にフランク ミュラーと提携し、時計市場へと参入しました。
最大の魅力であるダイヤモンドを最大限に生かすためのデザインはバックス & ストラウスが考案し、それをフランク ミュラー率いるウオッチランドグループが職人の技術力をもって具現化させるという形で時計作りを行っています。
ロンドンをルーツにしているという歴史に誇りを持っており、コレクションには、「リージェント」や「ピカデリー」といったロンドンの地名や王室ゆかりの「ロイヤル」「ヴィクトリア」といった名称を付けているのも特徴です。
歴史と格式のある個性を楽しめるブランドです。
※<バックス&ストラウス>は、ワールドウオッチフェア期間後、本館6階 時計サロンでお取扱いいたします。
〜フォトスポット~
会場内のフォトスポットでは、ムーンフェイズの小窓に入って撮影ができます。
実は、4時位置の日付と8時位置の月は自由に変えることができるので当日だけでなく、記念日などもおすすめです。
お近くのスタッフにお声をお掛けいただければお手伝いいたします。
第21回 三越ワールドウオッチフェア開催中!