ドイツ/ドレスデンに拠点を置く<ラング&ハイネ>。彼らは古典的な意匠を徹底して用い、グラスヒュッテのメーカーとは異なるアプローチで、年間生産約50本と極少数の時計を作り上げています。
今回、2019年より新たに開発製造責任者に就任したイェンス・シュナイダー氏が日本橋三越本店に来店します。「ドイツ時計の宝」とも言うべき彼のこれまで経験や、ものづくりに対する考え方に触れていただくことが出来る貴重な機会となります。また、なかなか見ることが出来ない貴重なコレクションもお持ちいただく予定です。
<イェンス・シュナイダー氏の経歴>
旧東ドイツ時代からGUB(グラスヒュッテ国営時計会社)でウオッチメーカーのキャリアを始め、東西ドイツ統合後にA.ランゲ&ゾーネのプロトタイプの制作や、設計に携わりました。A.ランゲ&ゾーネの代表作ともいえるツァイトベルクに大きく関わったのち、2009年より新たに復活を遂げたモリッツ・グロスマンの設計責任者として、大きな役割を果たしています。GUBはグラスヒュッテオリジナルの前身ともいえ、彼はまさにグラスヒュッテの時計産業の生き字引ともいえる人物です。
イベント概要
日時:2019年9月7日(土)15:00~
場所:日本橋三越本店 本館6階 ウォッチギャラリー
◆ラング&ハイネ「フリードリヒ3世」
K18RGケース、手巻、3気圧防水、ケース径39.3mm
3,650,000円+税
19世紀に作成された懐中時計を思わせる、塗金に梨地を施したムーブメントや手仕上げのエッジの立った針など、古典的な仕上げが施されています。彼らならではの特徴として、ドイツ的な4分の3プレートから余分な地板を削ぎ落とし、歯車の動きを見せる造りなど、同じドイツでありながらグラスヒュッテの時計とは一味違った、繊細さを感じられる造りも注目です。
◆ラング&ハイネ「ゲオルク」
18KRGケース、手巻、3気圧防水、ケース縦40×横32mm
4,600,000円+税
ラインとエッジを強調したレクタンギュラー・シェイプに、ホワイトのエナメル・ダイアルとオフセンターされた特大のスモールセコンドがひときわ目を惹きます。ドイツ時計としては珍しい独立したスティールのブリッジでゴールドの輪列を支えるキャリバーXIIIは、作品に深さと幾何学的な印象をもたらしています。
※価格はすべて税別です。
※2019年9月30日(月)までにお渡しとなる商品につきましては消費税率8%となります。
※2019年10月1日(火)より消費税率が変更されます。