WORLD WATCH FAIR
2018/08/09
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【WWF2018】ワールドウオッチフェア×ヒコ・みづのジュエリーカレッジ 「未来の時計師たち」 VOL.2

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第2回 未来の時計師とお客様の架け橋となる、三越ワールドウオッチフェアの取り組み

2018年も新作や名作を一堂に集めた、日本最大級の時計の祭典「第21回 三越ワールドウオッチフェア」を8月15日[水]〜27日[月] にて開催いたします。
期間中に行われる、専門学校ヒコ・みづのジュエリーカレッジ ウオッチメーカーコースとの共同イベントも今年で4回目。今回は時計製作研究生の卒業制作作品の展示や、時計分解体験なども行われます。第2回目は、ヒコ・みづのジュエリーカレッジと日本橋三越本店時計サロンのコラボレーションイベントをご紹介します。

研修生がひとりで作り上げた、複雑機構時計

ヒコ・みづのジュエリーカレッジ ウオッチメーカーマスターコースを修了した後、研修生は1年掛けて自分だけの複雑機構時計を製作します。今年研修生2年目となる小林昌博さんは、1年目には永久カレンダーを、2年目の今年はトゥールビヨンを手掛けています。「1年目は永久カレンダーの複雑機構を作るのに精いっぱいでしたが、2年目は外装やデザインまでも力を入れて、一体感を高めたものを作りたいと思っています」。今年研修生1年目となる北垣修さんもトゥールビヨンにチャレンジ中。「構想や設計も初めてなら、工作機械を触るのも初めての経験です。複雑機構時計としてちゃんと動くこと、そして自分の力で形にしたい」と、2人ともトゥールビヨン製作に賭ける気持ちを語ってくれました。

ヒコ・みづのジュエリーカレッジのコラボレーション企画
卒業製作の展示と分解教室

(中央)小林昌博製作「永久カレンダー」

2017年には、ヒコ・みづののウオッチコースの学生さんをお招きし、ウオッチコンシェルジュとしてお客様の時計の相談を受けていただいたり、時計の組み立て教室などを開催しました。
そして2018年は2つのイベントを予定しています。

1つは、研修生が卒業製作として構想から企画、デザインまで行った、世界でたったひとつの複雑機構時計の展示。小林昌博さんが研修生1年目に製作した、永久カレンダーも展示します。
小林さん「懐中時計サイズにしたのにも理由があります。スペースを確保できるため、早修正機能を追加できました。より入り組んだ機構にすることで、永久カレンダーのメカニズムと機械式らしさを表現することにも成功しました。
記念すべき自作時計の第一号は、トゥールビヨンやミニッツリピーターと並ぶ、複雑機構の1つである、永久カレンダーに挑戦しました。日付が変わる際の部品一つひとつがかみ合っていく様は繊細かつ大胆で、素晴らしいメカニズムです。どうにかそれを前面に押し出したいと考えて、アクリルの文字盤を採用し、中の機構が見えるようにデザインしました。」

そしてもう1つは、機械式時計の分解教室です。
自動巻きの腕時計ムーブメントを分解しながら構造の説明を受け、時計への理解を深めることができます。ヒコ・みづのジュエリーカレッジ ウオッチコースの大友宏幸先生をはじめ、プロのワザを間近に見ることができる貴重な機会です。

ワールドウオッチフェアは、
時計文化を伝え、支えていくために力を尽くしたい

(左)ヒコ・みづのジュエリーカレッジの大友宏幸先生。
(右)日本橋三越本店特選宝飾時計営業部の北澤真吾さん。

日本でも最大級の時計のイベント、ワールドウオッチフェアで、ヒコ・みづのジュエリーカレッジとタッグを組んで毎年イベントを行うのには理由があります。「ワールドウオッチフェアを盛大なお祭りで終わらせるのではなく、ウオッチメイキングを学ぶ学生とお客様とをつなぐ機会となり、また、これから時計を知りたい、触れてみたいという新たな時計ファンとなるお客様へ時計文化を伝承する場となればうれしいです」と、北澤さんは熱く語ります。
一流ブランドの時計を一堂に集める圧倒的なスケールで開催する、ワールドウオッチフェアは、日本橋三越本店の時計文化へ畏敬の念と共に、今後活躍するウオッチメーカーを応援しています。

Text by Chisa
Photography by Yasutsugu Fukui

 

【WWF2018】ワールドウオッチフェア×ヒコ・みづのジュエリーカレッジ 「未来の時計師たち」 VOL.1

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